2006/06/02

頑固さは、素敵だ!

投稿者:ヴォアラ

Dsc_0119_2写真のオーナーは、好きな事を、丁寧に構築しながら、現在も現役のグァテマラの珈琲農園主です。顔の表情に頑固さがうかがえます。さて昨日は、とっても素敵な文章が届いたので紹介しましょう。
この文章を珈琲に置き換えて自分の翻訳ソフトで考えてみると色々な事が、、、

「ブーランジェは工房であくせくと動いているが、優秀なブーランジェの手の動きを見てほしい。生地に触れる指先や手のひらの動きだけは、まるで女性に、または赤ちゃんに触れるがごとくやさしいはずだ。優秀なブーランジェの手は、生地を傷めないようにやさしいだけでなく、触れるたびに生地の気持ちも読みとっているのだ」

「生地をこねるときも、人間の子が一人前になると親の手から離れていくのと同様だ。ちゃんと練れてコシがでてきたら、たとえそれまでベトベトと手についていても、自然に手から離れるようになる。生地のこねあがりを判断する一番の目安は、この手から離れるときである。コシの力は、パン生地が生きる力であり、コシがでてきたら、パンに生きる力がでてきたということだ」

「パンにとって一番大切なのは、育つ環境である。これも人間と同じだ」

「たとえば、暑いからといって、エアコンをいれたり、窓をあけてはならない。生地にとって最大の敵は乾燥であり、風が通れば、それがどんなに微風であろうと、生地に直接当たらなくても、パンの表面は乾燥しはじめる。表面が乾いてしまったら、残念ながらもうおいしいパンが焼きあがることはない」

「当たり前のようなことだが、毎日の現場で心を尽くして仕事をしている自信があるだろうか。ぬり卵をぬる簡単な作業ひとつにしても、どうすれば生地に負担がなく、おいしそうな焼きあがりになるか。仕上げのジャムやグラスのぬり方ひとつをとっても、こういう簡単な作業こそしっかりとできるのがプロフェッショナルである」

「私が日本に来たのは40年前。今では日本でもパン食文化が発達し、バゲットをはじめとするフランスのパンが全国どこでも手軽に買えるようになった。しかし日本のパン文化の根っこの部分は40年前とあまり変わっていない、と私は思っている」

「私にとって、パンは毎食の主食であり、命の糧となる神聖な食べ物である。日本における白いごはんと同じ感覚だと思ってもらえばいい」


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