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2010/06/23

エルサルバドルCOE 2010 レポート中摩麗、、、

投稿者:ヴォアラ

20100623_10937

エルサルバドルCOE 2010 Ulala nakama 
May 1 ~ 9 2010(Alicante Hotel - Ataco Apaneca)
1.INTRO 初めに、、、
今回初めてのカップ・オブ・エクセレンス品評会に参加させていただき、このような素晴らしい体験をこんなにも早く 経験できた事に大変大きな喜びを感じています。
前から行ってみたかったCOE、、、、楽しかったです。

このようなチャンスを、井ノ上さん そしてヴォアラ珈琲に、感謝します。ありがとうございました。
私がコーヒーの仕事をはじめてからまだ4年目ですが、こんなにも いろんな経験をできたことは本当に感謝としか思えません。

COEは、正直まだまだ経験が浅いので自信がありませんでしたが、緊張の中、挑戦した後は、やはりいろんな事を教えられ、多くの事を学ぶことが出来、今後に、結ばれて行くと強く感じました。

私達の仕事は、世界に向けて世界中の人と繋がっていることも今回11カ国の国際審査員に出会って感じました。

みんな それぞれの国で美味しいコーヒーを探し、目指している事は一緒。そんな方々とお話ができた事も今回、私に大きな喜び そして自分の仕事に新たな楽しみが見えることが出来ました。

生産国に来ると私も含めてみんなの心がリセットする気がします。
フォーカスがコーヒーそのものにはっきりとピントが合うような、、、 素晴らしいテロワールと生産者の努力がコーヒーの舞台の元となり、私達にその美味しさの結果を届けてくれ、それを私達が世界に広げて行く、、、コーヒーがこんなにも世界を動かしていることは本当にすごい事です。

COEは、生産者、バイヤー、ロースター、コーヒーに携わる方々と透明性のある関係を守りながら、それぞれの生産国を代表する素晴らしいコーヒーを紹介し、また生産者の方々を応援する素晴らしいものだと思います。

応援してくれる人々がいるから生産者も心強くコーヒー作りに頑張るし、目指すハードルが高くなり、素晴らしい物が生まれるので、これは本当に素晴らしい縁だと想います。

ヴォアラ珈琲を通して、私はその一部である事を普段の忙しい仕事の中で忘れがちになることがあります、だからこんな場で違う目線からコーヒーを見れることができることは本当にありがたいことです。

去年はじめて生産国に行かせてもらった時、ニカラグアで一緒になったメルカンタのホセが私に「一緒にエルサルバドルのCOEに行こうよ!」と、さりげなく言ってくれた一言に、今は感謝しています。

ABOUT COE
カップ・オブ・エクセレンスについて
はじめてのカップ・オブ・エクセレンス。
はじめてのエルサルバドル。はじめての体験ばかりに私も心の準備もないまま今回はオブザーバーとして参加させていただきました。

オブザーバーとは、品評会で審査員と一緒にカッピングをして同じことを行いますが、スコアーは品評会にはプラスされません。

エルサルバドルのCOEは今回で8回目となりました、当時はまだ生産国として全く知られていなかった国がこのCOEが始まった事によって、生産者の意識が変わり、当時考えられないほどの変化が見えると皆さんが言っていました。

エルサルバドルは他の生産国と比べてものすごく小さな国なので、量よりもコーヒーの質にこだわる大切を感じ、その努力の結果、今は素晴らしいコーヒーがとれる場所として注目を浴びています。

品評会はエルサルバドルのアパネカと言う地域にあるアリカンテ・ホテルで行われました。
日本、アメリカ、ノルウェー、スエーデン、イギリス、オーストラリア、韓国、エルサルバドル、ドイツ、ニカラグア、南アフリカと合計11カ国の国際審査員が今回の品評会に参加していました。

大きい会社から小さな豆売り店をしている方々で、いろんなカルチャーをバックにしたカッピングはとても面白い風景でした。

やはり、普段食べている物や、気候の違いや、いろんな事が違うとカッピングも同じカップの中から感じる物が違い、皆さんの表現するフレーバーがとっても面白かったです。

しかし、美味しいと思う物は意見があうところが不思議、、、。

始めはバラバラな意見からはじまりましたが、味の擦り合わせをしたり、ディスカッションをする事によってみんなの意見が上手くまとまり、面白かったです。

これがプロのカッパーなんだな、と勉強になりました、ぶれないカッピングが素晴らしかったです。

カップ・オブ・エクセレンスに選ばれてきたコーヒーは全てまず国内予選を合格しなければいけません、私達が来る前にすでにこの国内予選が行われておりました。今回は約140個のコーヒーが予選で選考され、COEには47生産者のコーヒーが選ばれました。

国内予選の審査員はカップ・オブ・エクセレンスのヘッドジャッジの一人シェリー・ジョーンズが育ててきたエルサルバドルのカッパー達が審査を行い、エルサルバドルを代表する可能性を持つコーヒーを選びます。

一日目はまず、カリブレーションのカッピングを3セッション行いました。これは今回どのようなコーヒーが集まってきているかの確認も含めて、その全体的なレベルを皆でディスカッションしながら、大きく点数がバラ付かないようにカッピングで確認をとっていきます。

初日はとても緊張しました。普段カッピングをしていますが、今までは、焙煎のプロセスを見るカッピングを集中的にしていましたので、「質」を見る実力には正直自身がありませんでした。素晴らしいコーヒーを前にして上手くその良さを表現できるかとても心配しました。

朝現地の朝ご飯を食べ、カッピングルームに入り、1ラウンドのファーストセッションがいよいよ始まり、賑やかなカッパー達もカッピングが始まったら真剣モードに切り替えます。部屋は一瞬にして静かになり集中モードです。

8種類のカップが前にずらりと並び、まず、ドライ、クラスト、ブレーク。いよいよカッピングが始まりました。

今回私は、プラム、オレンジ、フローラル、いちじく、ネクタリン、マンゴーの様なフレーバーが多くのカップから感じました。好みで好き嫌いがあっても全部美味しい。全体的な高いレベルに驚きました。

初日は、私が最近カッピングをする時のやり方で、酸の質を細かく見て行く方法でやってみました。
始まってからアッと言う間に40分がすぎ、ディスカッションルームへ、、、
なんとかブレは無く、次のセッションはもっとリラックスしながらカップがとれました。
お昼過ぎには2セッション、3セッションとアッと言う間に初日のカリブレーションが終わりました。

明日からの本番に向けて午後からはリラックスタイム。マッサージをする人もいれば、町に出たり、ぼーっとする人も。私は時差がひどくてよく寝てました(笑)

二日目、いよいよ本番の一日目、8カップづつ3セッションに分けてカップをとります。

今までのカッピングの経験の中でいちばん難しいテーブルでした。国際審査員のカッパー達もけっこう苦労していました。

なぜなら、エルサルバドルは先ほども言った様に量よりも質に一生懸命頑張ってきた国ですので、COEに選ばれてくるコーヒーは全体的にレベルが高いコーヒーが集まっているのです。

ブラジルとか、ニカラグアとかはまだCOEでも差がはっきりしているからまだやりやすいとあるカッパーが言っていました。

はじめてからエルサルバドルはハードルが高かったかな、と後から知った私はとにかく必死でした(笑)

初日のカリブレーションでは酸の質を集中的に見て、全体の質を見て行く方法ですすんでいましたが、この方法だけではこのレベルになると逆に難しくなったので、途中でやり方を変えました。

丁寧に一つ一つの項目も同時に見る方法に切り替えました。

ちょっとした違い程分かりずらい。分からなくなり、途中で焦ってくる自分にパニックになりそうでした(笑)しかしこんなにも楽しいカッピングははじめてでした。

1セッションが終わり、ディスカッションルームへ、まず79点以下の点数を付けた人から手をあけげていき、次に80〜83、84〜86、87〜90、90〜94、95点以上とカッパー達のスコアを集めて、平均の点数を出します。そのスコアの順位がCOEの順位となります。

こうしてあっという間に2セッション目、3セッションめと無事終わり。一日が終わりました。

午後はまた気分転換の為に近くのコーヒー農園や、精製処理するミルなどに連れて行ってもらったり、楽しい時間を過ごしました。

夜はホテルで食事、品評会の間はできるだけ味の濃い物は少なめに、豆、野菜、お肉がメインに用意されていました。個人的には美味しく頂ける物ばかりで良かったです。

さて、二日目は同じく3セッション行い、午後には終わりました。こうして点数を付けてしぼっていくことによって最終日に行うトップ10のコーヒーが選ばれて行くのですが、とっていくカップのほとんどが点数が高く付けられ、なかなかしぼられない為カッパー達は何回もお同じコーヒーをカップとらないといけなくて、大変厳しい審査でした。

さて、三日目はファイナルの前日。一日中カッピングです。しかも8種類が9種類に増えて、5セッションも行いました。

皆さんの集中力に尊敬します。その後ろには結果を待っている生産者がいる訳ですし、皆さん真剣です。

楽しい緊張感でした。
さすがに一日もカッピングをした後は皆さん疲れたようで、それぞれ静かにリラックスタイムでした。私も今回エルサルバドルではよく寝ました。

しかし、休憩時間でいろんなカッパー達とコーヒーの話をしたり、散歩に行ったり、写真をとったり、とても充実した毎日でアッと言うに一週間が過ぎてしまいました。おかげさまで体の体調もよくなり、エルサルバドルの良い機構に体も元気をもらいました。正直まだ帰って来たくなかったです(笑)

いよいよ最終日となり、トップ10のカップが選ばれ、午前中10カップ全てを1セッションでカッピングを行いました。この中から優勝するコーヒーはどれなんだろう?、プルデンシャルアワードをもらうコーヒーはいくつ出てくるのであろう?(90点以上のコーヒー)そんなことを考えるとさすがに どきどきとしましたが、あまり考えるとカップをとれなくなるので、リラックスして楽しむことを意識しました。

こんなにも素晴らしいコーヒーを同時にカップできることはまずないことですし。エルサルバドルを代表するコーヒーを飲めるなんて本当にラッキーです。

最終日は1時間半かけて無事終了。全部、美味しかった!!!!!!!!!!!!!!
その分順位を付ける事は本当に難しかったです、最後の一分まで時間をかけながら最終スコアを付けて行きました。

何回も迷いながら最後は素直に自分が美味しいと思うコーヒーを選び、今年のエルサルバドルのCOEも無事終了いたしました。

楽しかったです。
自分の実力はまだまだだと感じましたが、自分が上手くとれない項目、カッピングをする時どのような流れで進むのが自分にとってはやりやすいのか、いろいろと気づかされました。

これからもっとカッピングを頑張って、安定するカッパーを目指して、次はカップ・オブ・エクセレンスの国際審査員を目指したいを思います。

ABOUT El Salvador  エルサルバドルについて

エルサルバドルでは6ヶ所の地方でコーヒーの生産が行われていますが、
今回私達はエルサルバドルのAhuachapanという地方のアパネカと言う場所に滞在していました。

ここから車で1時間ぐらいところにSanta Anaというエリアがありまして、ここがエルサルバドルの中でも一番美味しいコーヒーがとれるエリアとして有名な場所です、今回のカップ・オブ・エクセレンスを優勝したフィンカ・スイサもこのエリアの農園で、今までのCOEを優勝した農園、8回の中7回はこのサンタ・アナのエリアからの農園です。
ここは火山に囲まれているエリアで灰に含まれているミネラルがたっぷり土壌に含まれていますが、その影響も大きいと言われています。

場所にもよりますが、標高500m〜2,300m以上超えるところもありコーヒーには最高なテロアールに恵まれている場所です。

エルサルバドルはブルボン種がメインに収穫され、次にパカマラが多く収穫できます。
パカマラとかマラゴジッペ、パカスはすべてここエルサルバドルから生まれた新しいバラエティー(品種)です。



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